弁護士コラム

再びイギリスにやってきました

再びイギリスにやってきました

2012年3月末より、配偶者の仕事の関係で再びイギリスに滞在しています。前回のイギリス滞在は2004年9月から約1年半、渡英時点で息子は生後3か月になったばかりでしたので、事実上の育休でした。今回再び仕事を休むことについてはかなり悩みましたが、最終的には息子のためだと思い、家族全員で渡英することにしました。仕事への未練や今後の不安等はあるものの、育児との両立の負担から解放されて、ちょっと一息ついているのも事実です。女性の就業率は、出産と子の小学校入学時に落ち込むM字型だと言われます。偶然とはいえ、ちょうどその時期に休職することとなったのは、幸運なのかもしれません。

写真1

さて、二度目の今回はイギリス南東部のブライトン・ホーブという海岸沿いの街に、1年間滞在する予定です。ここはイギリスのリゾート地で、特に夏には大勢の人が訪れるところです。(写真1) ロンドンからは電車で約1時間の距離ですので、ロンドンからも多くの人がやってきますが、逆に私たちも、京都から大阪に行くような感覚で、気軽にロンドンに日帰りで遊びに行くことができます。今年2012年の夏は、ロンドンでオリンピックが開催されますので、次第にオリンピックムードが盛り上がってきているのを実感しました。

写真2

6月末にロンドンに行った際には、観光名所のひとつであるタワーブリッジを見に行ったところ、上部に巨大な五輪マークが取り付けられていてびっくりしました。報道によれば、この五輪マークはオリンピック開幕1か月前の6月27日にお披露目となったばかりだったそうです(写真2)

タワーブリッジは内部を見学することができるので、私たちも1時間ほど見学してから外に出て、再びタワーブリッジを眺めたところ、五輪マークが消えているのです。あれ?と思って見ていると、なんと五輪マークがゆっくりと下降してきて元の位置におさまったのです。(写真3~5)

写真3

写真4

写真5

タワーブリッジは跳ね橋で有名ですが、どうもこの五輪マークも、大型船が通る際には、マストなどがひっかからないよう、跳ね上がる設計になっているらしいのです。う~む。二度びっくりの五輪マークでした。