京都第一

統一協会に対する献金強要は違法

[事件報告2]

統一協会に対する献金強要は違法

損害賠償集団訴訟で全面勝訴

02年10月25日、京都地方裁判所は統一協会の元信者15名が献金や印鑑、壷等の商品購入により、受けた損害の賠償を求めていた裁判で、原告側の主張をほぼ全面的に認め、統一協会に対し、総額約5400万円の損害賠償を命じました。95年に提訴して以来、7年の審理を経て、実被害に加え、慰謝料や弁護士費用も含めて認容した全面勝訴判決です。

判決は、「宗教」を名目に、金員の支出を図るため、その方法・手段を秘して、文鮮明を信じ込ませ、あるいは因縁による害悪を告知して恐怖に陥れて、多額の金銭を献金させることは、社会的相当性を逸脱した不法行為であると明確に断じています。

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霊感商法で高く売買された壷と慈愛数珠
「京都第一」2003年新春号