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労働事件 特集1:関西建設アスベスト京都訴訟、2陣を提訴!1陣も山場へ!

労働事件 特集1:関西建設アスベスト京都訴訟、2陣を提訴!1陣も山場へ!

1 新たな仲間が立ち上がった2陣訴訟

初めてメーカー責任をも認めた2016 年1月29日の歴史的勝利判決から1年、関西建設アスベスト京都訴訟に新たな仲間が加わりました。建設現場でアスベスト被害に遭った被害者16 名(原告数は19 名)が、2017年1月24日、京都地方裁判所に第2陣訴訟を提起したのです。

歴史的勝利判決を勝ち取ったのは、原告のみなさんや京建労を中心とする支援者が一丸となって闘った京都の力です。そこに新たな仲間が加わったことは大変心強いこと。しかし、同時にそれは、新たな被害者がどんどん発生しているということでもあります。

こんな被害の連鎖はもう終わらせなければなりません。今後の被害者が、裁判を起こさなくても十分な救済を受けられるような制度を作り上げなければなりません。そのためには、国とメーカーの法的な責任を正面から認める司法判断を積み重ねていくことが重要です。初めてメーカー責任を勝ち取った京都で新たな仲間が立ち上がり、再びメーカー責任を認めさせれば、極めて大きな意義を持つことは間違いありません。

2 山場を迎える1陣訴訟

国やメーカーの不当な控訴によって大阪高裁での審理が続く1陣訴訟も、遠くない時期での結審が見込まれており、山場を迎えつつあります。

国もメーカーも同じ主張を繰り返すばかり。国は「建設現場にアスベストの危険性はない」「こんな被害が出るとは分からなかった」などと、メーカーは「どの企業の建材からアスベストを吸ったか特定されていない」「危険だと知りながらマスクをしなかったのは原告らだ」などと、私たちはその主張の欺瞞性を徹底的に明らかにしています。

3 帰趨を決める1年に

向こう1年内には、多ければ全国で6つの高裁・地裁の判決が下されます。建設アスベスト問題の帰趨を決める1年になるでしょう。

国と建材メーカーの責任を確固たるものとし、救済制度を実現するために、私たちはこれからも全力を尽くします。

ご支援よろしくお願いします。

(当事務所からは、村山、大河原、秋山、谷の4名が弁護団に加わっています)

弁護士 谷 文彰

「京都第一」2017年夏号