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門 祐輔さんを先頭に、府政をチェンジしよう

門 祐輔さんを先頭に、府政をチェンジしよう

森川 明弁護士 森川 明

はじめに

2010年4月に施行される京都府知事選挙に、私が代表委員となっている「府民本位の新しい民主府政をつくる会」(略称民主府政の会)は、門祐輔さんの推薦を決め、運動を進めています。国の政権の交代に続いて、府政も、府民の生命とくらし、平和を守る砦へと転換しましょう。

自治体のあり方をめぐって

昨秋のアメリカ発の経済危機が我が国の経済に及ぼした深刻な影響から、経済構造をこれまでの輸出大企業優先のものから地域の実体経済を支援するものへ転換することが必要との認識が広まり、そのための自治体の果たすべき役割の重要性が見直されています。また、年末から年明け以降にかけての各地域での「派遣村」活動からは、我が国社会のセーフテイネットの脆弱性が浮き彫りとなり、雇用保険制度は機能できておらず、生活保護制度も自治体の「水際作戦」によって保護支給率が極めて低い状態にあることも明らかとなりました。このことによって、住民の暮らしにとって直接の責任を負う自治体の役割がいっそう重要になっていることを示しました。

この間政府は、自治体については「行政改革」を要求し、住民へのサービスの切り捨てを指導してきました。また、財界と共に、経済活動を広域的に進めるための道州制を導入する動きを強めていました。これらはいずれも、住民の福祉と生活を支えるという自治体本来の役割を後退させようというものでした。

このような状況の中で、今夏の総選挙で、民主党が中心となって新政権を担うこととなりましたが、その民主党のマニフェストでは、地方自治に関しては、「中央集権から、地域主権へ」「官・民、中央・地方の役割分担を見直し、整理を行う」と記されているのみです。新政権で自治体がどのようになるか、これから見定める必要があります。

今の府政は

今の知事はこれまで、(日本共産党以外の)オール与党体制に支えられて、中央官僚出身らしく国に忠実に、府立洛東病院を廃止し、府立大学を独立法人化し、税の徴収業務の市町村との共同化を提唱するなど、自治体のリストラ・「行革」を推進してきました。この間住民の運動の前進によって、京丹後市での公立高校の定員枠が拡大され、公募型の公共工事が採用されるなどの面もありましたが、今の知事には、根本的に、府政を府民の生命とくらしを守る方向に変えるということは期待できません。

門祐輔さんとは

門祐輔さん

門祐輔さんは、すでに30年近く、医師として府民の生命と健康を守って来られ、特にリハビリの分野では我が国の最高レベルの力を持った優秀な人です。しかし、単に医師個人として優秀であるということのみならず、常に社会的に弱い立場の人々を守るという運動をして来られた方です。例えば、水俣病の裁判では、患者さん達は全国でひっそりと隠れて生活していましたが、その患者さん宅を個別に訪問し、適切に診断し、その患者さん達が勇気をもって運動に立ち上がれるよう支援して来られました。また、近年は、いわゆるホームレスの人々の、相談・支援活動にも参加されるなど、貧困問題の現場にも身を置かれています。さらには、反核医師の会の代表をされ、また民医連の若者達の「平和塾」も主催され、アジアの人々との交流も進めておられます。平和を守るということは、医師として人の命を守ることに相通じるものがあると位置づけられているのでしょう。このような門祐輔さんは、この間の医療や社会保障が崩壊されていく中、府民の命と健康、くらしと平和を守る運動の先頭に立つのに最適な人物です。

今度は府政をチェンジ

今夏の衆議院選挙で、与党が惨敗したのは、これまで「構造改革」によって国民のくらしを破壊し、貧困を拡大してきたことに対し、有権者が怒りでもって立ち上がった結果です。今度は京都府民が立ち上がる番です。長く続いたオール与党に支えられた中央官僚出身の首長から、真に府民の代表といえる人にチェンジするために、門祐輔さんと民主府政の会の訴えるところに、ご理解とご支援をお願い致します。

「まきえや」2009年秋号