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自己紹介と原発訴訟の取り組み紹介

自己紹介と原発訴訟の取り組み紹介

尾﨑 彰俊弁護士 尾﨑 彰俊

はじめまして

今年1月から京都第一法律事務所で弁護士として活動を始めました尾﨑彰俊です。よろしくお願いします。私は、岡山県の出身です。大学に進学する際に京都に来て、6年間京都で学生生活を送りました。私が、弁護士を志したきっかけは、大学一年生の夏休みに国立療養所栗生(くりゅう)楽泉園を訪れたことです。その時にハンセン病の裁判を闘った弁護士や原告団長のお話を聞き、言葉では言い表せないほどの人権侵害が行われていたこと、その人権侵害に対して全力で闘い続けている方々がいることを知りました。それまで、漠然と弁護士になりたいと思っていただけでしたが、お二人の話を聞き「二度とこのようなひどいことが起きない社会をつくりたい!」「そのために弁護士になりたい!」という思いがとても強くなりました。このとき自由法曹団という人権侵害と闘う団体があることも知り、弁護士になったら必ず自由法曹団に入って活動をしたいと思いました。

自民党が、「自民党改正草案」を発表し改憲の動きが強まっています。これに対して、自由法曹団京都支部では、一人一回憲法の学習会の講師をしようということになりました。私も弁護士になってから7回学習会の講師を務めました。学習会の講師をしてみて、自民党草案の危険性がほとんど知られていないことに危機感を覚えました。今後、多くの人に憲法が危険な方向に変わろうとしていることを伝えるために、学習会の講師も先頭に立って頑張りたいと思います。

原発訴訟

私は、司法修習生の時から、各地の原発の現地調査に行き原発訴訟の原告になっている方や弁護団の話を聞いてきました。その中で、原発事故が起これば取り返しのつかない被害を生むこと、事故が起こらなくても原発の存在そのものが、日々の生活を不安にさせるものであることを改めて感じました。この体験の中で、原発のない安心して暮らせる社会を作りたいと思い、弁護士になってから、すぐに原発弁護団に参加しました。

2011年3月11日、福島で起こった原発事故で、原発の危険性が改めて明らかになりました。それにもかかわらず、政府と関西電力は福井県の関西電力大飯原発を再稼働させました。京都脱原発弁護団では、2012年11月29日に大飯原発(1~4号機)の差止等請求訴訟の第一陣を提起しました(第一次提訴原告1107人)。この訴訟の中で、危険な大飯原発を稼働させ続ける国、関西電力の責任を追及していきます。

京都府北部の避難対策について

今年の2月に原発の危険性を調査するために自由法曹団京都支部では、京都府北部の防災センターを分担して訪問しました。私は、宮津市の防災センターに行き担当者の方と1時間程度防災対策について話をしました。防災センターでは『宮津市 原子力災害住民計画』を検討していましたが、防災センターの担当者の方と話をしてみて、この計画は、机上の空論ばかりであり、宮津市が考える原発事故に対する防災対策は実際には不可能であることがはっきりしました。そもそも、避難対策を考える際には、原発事故だけでなく、地震や津波が起こることも想定したものでなければならないはずです。しかし、『宮津市 原子力災害住民計画』では、地震や津波は想定していません。仮に地震が起きて道路が壊れた場合、住民は避難することができないのです。

第二次訴訟原告募集中

防災センター訪問の結果、大飯原発で事故が起こった場合、北部に住む京都府民の避難は困難であることがはっきりしました。日々の生活を脅かす原発は必要ないと改めて感じました。

今、京都脱原発弁護団では第2次提訴の原告を募集しています。原発のない安心して暮らせる社会を作るためにも、ぜひ原告になってください。申込み書類は郵送しますので、原告になって下さる方は、京都第一法律事務所までご連絡下さい。

連絡先 電話075-211-4411(京都第一法律事務所)
弁護団宛メール kyotodatsugenpatsubengodan@gmail.com
ブログ 【京都脱原発弁護団】で検索して下さい。

「まきえや」2013年春号