医療過誤
医療機関の民事責任を追求する方法
医療機関の民事責任(損害賠償責任)を追及する方法として、次の方法がある。
(1) 内容証明郵便で通知書を送付し示談交渉をする方法(話し合いによる解決)。
これは、医療機関も過失を認めている場合や損害額が少ない場合などに用いられる。費用が少なく、期間も短く済む。
(2) 簡易裁判所に民事調停を申し立てる方法(調停委員が入って話し合いによる解決)。民事訴訟に比べて費用が少なく、期間も比較的短い。
これは、話し合いによる解決が見込める場合、公の場で争うことが困難な事例などに用いる。
(3) 地方裁判所(請求額が140万円未満の場合は簡易裁判所)に民事訴訟を提起する方法がある。
これは、示談交渉や調停による話し合いが決裂した場合、当初から話し合いによる解決が困難と思われる事例、判決によって医療機関の責任を明確にしたい場合などに用いる。
民事訴訟の途中で、和解により解決する場合もある。医療過誤の民事訴訟の場合、一般の事件より時間がかかっており、一審の判決まで平均で3年位を要している。









