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「交通事故の被害と賠償」市民のための法律セミナー・レジュメ

交通事故で困らないために、交通事故での困りことを解決するために

大河原 壽貴2011年6月24日

弁護士 大河原 壽貴

1.交通事故における責任のあり方

1 民事責任 → 損害賠償の件、本論の中心

2 刑事責任 → 業務上過失致死傷、自動車運転過失致死傷、重過失致死傷

3 行政責任 → 運転免許の停止、取消処分

 

2.どのタイミングで何をすべきか

1 事故発生直後心

2 物損だけのときは

3 治療が長引いたとき → 保険会社が治療費の支払いを打ち切ってきたとき

4 治療終了時 → 完治なのか後遺障害が残るのか

5 後遺障害認定時

6 保険会社からの示談案が提示されたとき

 

3.民事責任の追及 ~どのような賠償を請求できるのか~

1 物損

2 交通事故でけがを負った場合

(1)治療費

(2)入通院交通費

(3)休業損害

(4)入通院慰謝料 → 保険会社の提示と裁判実務は異なる

(5)その他

3 交通事故のけがで後遺症が残った場合

(1)~(5)までの損害

(6)後遺障害に基づく逸失利益 → いかに後遺障害等級を認定させるか
    後遺障害等級の認定実務と実態 → 等級の問題に加えて、後遺障害の残存年数が問題になることもある

(7)後遺傷害慰謝料 → 保険会社の提示と裁判実務は異なる

(8)介護料

(9)その他 → 家屋改造費用など

4 交通事故で死亡した場合の遺族の請求

(10)死亡に基づく逸失利益

(11)死亡慰謝料

5 過失割合の問題

6 請求の相手

→ 特に任意保険非加入の場合
    業務中の事故の場合は使用者も
    運転者だけではなく車両保有者(人損)
    自賠責非加入もしくは当て逃げなど → 政府保障

→ 自身の保険の利用も

4.交通事故と保険

1 任意保険

→ 保険契約の内容によって補償内容は大きく異なる

2 自賠責保険

→ 車検ずみの車両については全車加入していることとなっている

限度額がある

傷害 120万円

死亡 3000万円

介護を要する後遺障害 3000万円~4000万円

後遺障害 75万円~3000万円

被害者側に過失がある場合の自賠責の支給について

3 自己所有車両に関する保険

中には搭乗者傷害保険や、人身傷害特約等で、被害者が加入していた自動車保険からの支払が得られる場合がある

TAP等の保険商品には「弁護士費用特約」が付されていることが多い。

→ 当て逃げ事件や追突等の無過失事件、少額の物損事件などにおいても、被害者の負担なく弁護士を依頼できる。

→ 任意で弁護士を選任できる。

以上