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弁護士19名の近況報告

弁護士19名の近況報告

弁護士:浅野 則明
Asano Noriaki
▼法テラスの民事法律扶助をご利用ください
 2019年4月から日本司法支援センター(法テラス)京都地方事務所の所長に就任しています。皆さん、法テラスをご存じですか?
法テラスは国によって設立された法的トラブル解決の総合案内所です。「借金」「離婚」「相続」…様々な法的トラブルを抱えてしまったとき、「だれに相談すればいいの?」、「どんな解決方法があるの?」と、わからないことも多いはず。こうした問題解決への道案内をするのが法テラスの役目です。法テラスが担っている業務の中でも重要な部門が「民事法律扶助」で、経済的余裕のない方に無料で法律相談を行い、必要な場合には弁護士費用等の立替えを行うものです。つまり、皆さんが弁護士に事件を依頼する際、法テラスが着手金や報酬金を通常より安価な金額で立て替えてくれ、皆さんは月々5000円程度の分割払いで返していけばよいのです。もちろん、利息などはつきません。まずは、ご相談ください。一定の資力要件がありますが、無料でご相談に乗ります。そして、事件を依頼される場合には、弁護士費用等の立替の申し込みをしていただくことになります。その手続等は弁護士が代行しますので、面倒なことはありません。せっかくの国の制度なのでせいぜい利用していただきたいと思います。

剣山から三嶺に縦走しました

弁護士:寺本 憲治
Teramoto Kenji
▼弁護士10 年目を迎えて(感謝)
 昨年6月頃、仕事で札幌に行く機会がありました。業務を終えた後、北海道大学を訪れました(写真)。京都学園高校3年時の冬の受験以来の北大でしたので(結果は不合格でしたが…)、とても懐かしかったです。思い返せば大学受験も司法試験も失敗続きでしたが、おかげさまで今は弁護士として充実した毎日をおくっています。過去に失敗続きで苦しかった日々も決して無駄ではなく、今の自分を形づくってくれていたのだなと改めて感じる次第です。
今年で弁護士10年目を迎えました。ここまでこられたことについて、家族、親族、友人、同僚に改めて感謝しています。
 私を信頼して相談して下さる依頼者や相談者の方々、他士業の先生方や異業種の方々、皆様いつもありがとうございます。弁護士として皆様のお力になれることをとても嬉しく思います。また今後ともよろしくお願い申し上げます。

弁護士:谷 文彰
Tani Fumiaki
▼Q:歳を取ったと思うのはどんなとき?
 自分ではあまり歳を取ったという気はないのですが、やはり子ども世代からすれば十分な年齢ですよね。そう、当然です。もちろん頭では分かります。でも、息子たちの友人たちに「おじさんはね・・・」とはどうしても言えず、いつもごにょごにょごまかしています。
 とはいえ、弁護士になって10年が経ったのですから、それだけ歳も取ったわけで、以前のご相談者・ご依頼者からのご指名・ご紹介を頂くことや顧問先の方々からのお話を頂くことが多くなってきたのも、その証なのでしょう。そう思えば悪い気ばかりではないかも?
 さて、体型も食生活も変わっていませんが、そんな中で「歳を取ったなぁ」と思う瞬間がありました。それは、お漬け物が美味しいと思ったとき。わが家の双子はお漬け物が大好きですが、自分はそうではなかったので、これは年齢による味覚の変化だと思っています。京都は季節ごとにいろいろなお漬け物がたくさん出回るので嬉しいですね。私は特にタマネギのお漬け物が好きです。まだの方はぜひご賞味あれ!

弁護士:高木 野衣
Takagi Noe
▼痩せます宣言
 弁護士7年目に入りました。おかげさまで、以前ご相談頂いた方やご依頼頂いた方から、再度ご相談、ご依頼を頂く機会も増えました。そんな時、「なんか太りました?」と言われること1度ならず2度、3度…。これはもう、自分でも現実を直視せざるを得ませんでした。
 産後、東山区に転居し、バスと電車を乗り継いで通園&通勤していましたが、春秋の異常な混雑に耐えかねていたので、自転車通園&通勤を始めました。片道5キロ、さぞダイエットになるだろうと思っていましたが、体重は一向に減りません。
 それもそのはず、電動自転車のアシスト力はすごい。足をペダルに置いているだけと言っても過言ではありません。ある時、普通の自転車に乗ったら、ペダルを漕ぐタイミングを忘れていて、上手く進めませんでした。事務所から裁判所までのたった400mで息切れ。
 休日には、1人で階段を登り降りできるようになった2歳児と、京都駅ビル大階段を3往復くらいしてダイエットに励みます。あ、帰りにミスタードーナツでも食べて帰ろうかな。うん、そうしよう。

高低差30m・171段に挑む2歳児

弁護士:尾﨑 彰俊
Ozaki Akitoshi
▼自由法曹団本部次長を退任しました
 2019 年10月自由法曹団総会で、自由法曹団本部次長の任期が終わり、無事退任しました。2年間の任期中、日本国憲法9条改憲を許さないために、署名活動、学習会、街頭宣伝など、あらゆる活動を行ってきました。今後も、9条を守るために、全力で頑張ります。
 退任にあたり、自由法曹団東京支部が主催するソフトボール大会に、自由法曹団本部チームとして出場しようと提案しました。反対多数で、否決されるかと思いましたが、思いの外、盛り上がり、出場することになりました。
 運動不足解消もかねて、バッティングセンターに練習に行きました。初めは、バットにボールが当たりませんでした。すると、たまたま、バッティングセンターに居合わせた親切な方が、アドバイスをくださりました。すると、信じられないほど、バットにボールが当たり、センターからライト方向に鋭い打球が飛ぶようになりました。しかし、残念ながら、ソフトボール大会は、雨で中止になりました。
 1年間、練習をして、また、来年出場したいと思います。

弁護士:秋山 健司
Akiyama Kenji
▼持久走と仕事、運動
 持久走を続けています。持久走は、根気、粘り強さを養ってくれます。2015年9月から取り組んでいた労災事件(谷弁護士共同受任)で、「障害補償給付を行わない」とした労基署の処分に対し、CRPS(複合性神経障害性疼痛)専門医のご見解に基づき意見書を書き、依頼者の絶えることない苦痛の状況を具体的に主張し続け、労働保険審査会で不支給処分を取り消させました。長く暗いトンネルを走り抜けたような気持ちになりました。また、配偶者の真実を歪めた申立てにより裁判所から違法・不当なDV命令を受けてしまった方から依頼を頂き、時間をかけて丁寧に事実関係を聴き取り、可能な限り証拠を集めて即時抗告を行ったところ、高等裁判所で認容され逆転することができました。仕事も根気、粘り強さが大事です。99%の市民の生活と権利を壊す安倍政権との闘いも7年に及びます。「持久走で鍛えた僕の根気、粘り強さは安倍さんよりも上」という思いで、安倍政権とも闘い続けたいと思います。

弁護士:高橋 良太
Takahashi Ryota
▼1年目の弁護士生活を終えて
 私が弁護士になってから早くも1年になります。事件や人権活動を通じて様々なことを学んだ一方で、まだまだ学ぶべきことが多いとも感じ、自分の未熟さとも向き合う1年でした。また、今年は原水爆禁止世界大会の京都代表団として参加したり、福島県の現地調査にいったりと、日本各地をめぐりながら現地だからこそ感じ取れることを心に焼き付けてきたような1年でもありました。
 また、昨年は、「一人水族館」に目覚めた年でもあり、日本各地の水族館を巡るようにもなりました。生き物たちの純粋な可愛らしさにとても癒されています。中でも、生き物とふれあえる水族館もあって、生き物との触れあいはとても癒やされます。生き物とふれあっているのはお子さんが中心なので、お子さんの邪魔にならないようひそひそと生き物と触れあい、心をほくほくさせています。
 とてもあっという間に過ぎた1年でしたが、私を支えてくれた皆さんがあってのこの1年だと思っておりますので、期待に応えられるよう精進したいと思います。

竹島水族館にて

弁護士:森田 浩輔
Morita Kosuke
▼大阪城のお堀を泳ぎました
 年に1~ 2回、趣味でトライアスロンの大会に出る私ですが、昨年は9月に「大阪城トライアスロン大会」に出場しました。なんとこの大会、大阪城の濠内を泳ぐという面白いコースを採用していて、毎年、水質検査をして、環境省の基準に照らして遊泳可能との結果が出ているそうです。実際に泳いでいる最中、水が口の中に入ることもありましたが、水臭さや味が気になることもなく、むしろ海と違って波がなく、快適に泳ぎ切ることができました。
 1.5キロ泳いだ後は、約40キロ自転車を漕ぎ、最後に10キロ走ります。私の苦手はバイク(自転車)パートで、得意なのは10キロのランパートです。しかし、9月のこの日はまだ日差しが強く、暑さがすこぶる苦手な私にとっては厳しい自分との闘いとなりました。結果は2時間35分57秒と、目標としていた2時間30分を切れなかったことが悔やまれます。
 2020年も適度に運動しつつ、そこで培った体力をもって仕事に邁進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

バイクパートは時速30~40キロで駆け抜けます

弁護士:大島 麻子
Ooshima Asako
▼面会交流にどう取り組むか
 離婚事件では、弁護士は、いかに夫婦の縁を円満に解消するかに尽力するのですが、お子さんのいるケースでは、いかに親子の縁を無理なく維持するかも大切だと思っています。お子さんにとって何が大切かを依頼者と一緒に考えながら、面会交流の具体的な段取りを調整し、時には面会の場に立ち会うなどしています。ただし、親から子への虐待が疑われるケースは別問題です。最近の痛ましい事件のように、他方の親も被害を受けていたり、マインドコントロールによって加害の共犯となっている深刻なケースもあります。心の傷が癒えない依頼者、原則面会実施という立場の裁判所、被害者の痛みに向き合わない加害親、どう調整するのがお子さんのためなのか、悩みながら取り組んでいます。
 さて、肩凝りと老眼の悪化のため、昨年春から読書に代わる趣味?としてはじめた水泳ですが、自分でも驚くことにまだ続いています。過大な目標はたてず、肩凝りがひどくなったら、ちょっとだけ泳ぐ、という志の低さが継続の秘訣かもしれません。

アイスランドの氷河

弁護士:岩橋 多恵
Iwahashi Tae
▼市民が暮らし続けられる京都に
 昨年の参議院選挙では、野党統一候補が全国の10選挙区で当選し、また、全国の首長選で野党統一候補が当選しています。安倍政権を退陣させるには至りませんでしたが、安倍政権の進める戦争する国づくりの改憲NOの声(3000万署名の成果)で、改憲勢力も3分の2以下に押さえました。引き続き、安倍壊憲NO!の声を強めていきましょう。
 また、京都市は、ミニバブル地価高騰、ホテルの乱立、観光公害と言われるような事態です。そのような中で、昨年、借地借家法・とりわけ明け渡し事件に関するお話をする機会がありました。80年代後半から90年代前半、家屋明け渡し請求や賃料増額請求事件を多数担当してきた経験をもとに、お話ししました。不動産取引が強まれば、地価が高騰し、固定資産税があがり、一般市民は住みにくくなることは必至です。地価の高騰を許さず、一般市民が落ち着いて暮らせる観光公害のない町づくりをすすめる京都市の実現を願います。

弁護士:森川 明
Morikawa Akira
▼孫達の世代のために、この逆流を正していきたい
 京都の年金受給者121名が国相手に、年金額が減らされたのは憲法に違反すると訴えた裁判は、今年の後半には判決を迎えます。
 国は、時々に、様々な理由を挙げて、年金額を減らしてきました。他方で、社会保障を充実させるためとの口実で消費税を導入し、税率を上げてきましたが、その間、年金制度は悪くなる一方でした。現役世代の負担が大変になるとの宣伝がまかり通り、膨大な年金基金は株価を支えるためにのみ使われています。安倍政治に対する怒りは押さえることができませんが、京都市長選挙で勝利できれば、政治の流れは相当に変わるでしょう。
 高度成長期と違い、経済はむしろ縮小し、雇用は壊れ、隣国との関係は悪化し、改憲の動きが強まり、地球環境が悪化する等の状況の中、今の若い世代は将来に対する希望をどのようにして見いだしていけるのでしょうか。
 何とか、根本に政治の問題があり、これを変えることによって、社会を変えていくことができるとの認識に至って欲しいと思います。
 このところ、南の島には孫達を連れて行っています。

弁護士:藤井 豊
Fujii Yutaka
▼幼保無償化が始まりましたが…
 10月1日から消費税増税、合わせて幼児教育・保育の無償化が始まりました。我が家では保育園に通う末っ子が来年から対象です。なんとなく子育て支援の良い政策と思われがちです。しかし、実際は、元々の保育料は収入に応じて支払う応能負担だったため、無償化の恩恵は高所得者ほど受けることになり、国基準の保育料では最大で年120万円にもなります。一方で、子どもの貧困が深刻な中、元々保育料が無償であった生活保護世帯には何も恩恵がありません。複数の経済学者が消費税を財源とした低所得者から高所得者への所得移転だと指摘するわけです。
 保育士不足は深刻です。京都府の有効求人倍率は約2.5倍となり、1人の保育士を2つ以上の保育園が奪い合う状態です。保育士不足の原因は、給与などの処遇もありますが、職員配置基準が低すぎて、1人1人の保育士の業務負担が重すぎることも大きな原因です。
 この間、「無償化」など保育制度の学習会講師もしていますので、よろしければお声掛けください。

弁護士:荒川 英幸
Arakawa Hideyuki
▼国は何のためにあるのか
 これまでの想定を超えた大規模災害が頻発しています。それだけでなく、台風19号の大雨で除染廃棄物の流出事故が発生しました。2015年の大量流出事故の教訓が生かされていません。より深刻なのは、除染されていない山の表土が大雨で流出して流域に拡散し、乾燥すれば放射性物質が飛散すると報道されていることです。
 今こそ、国の総力をあげて防災に取り組むべきであるのに、憲法改悪とアメリカとの軍事的協力にひた走る安倍政権は許せません。
 事件の面では、件数の多い交通事故などの損害賠償事件、高齢者の方の財産管理や遺言、相続、離婚、労働、ホームロイヤー(かかりつけ弁護士)契約を中心に、最近では不動産関係の事件が増えています。
 以前の依頼者や相談者の方からのご依頼も多く、いつでも気兼ねなくご相談いただきたいと思います。

弁護士:大河原壽貴
Ookawara Toshitaka
▼心機一転
 昨年夏、事務所の弁護士スペースの改装と席替えが行われました。事務所が2002年に今の場所に移ってきて以来、17年ぶりの全面的な席替えです。これまで高い壁で仕切られていた半個室スペースから壁が撤去され、背の低いロッカーとパーティションで仕切られた見晴らしのよい空間に様変わりしました。弁護士が増えても対応できるように席の数を増やしたため、一人一人のスペース自体は小さくなりましたが、開放的になった分、狭さを感じません。また、席替えで隣の席の弁護士も入れ替わりになり、新しく、すっきりした空間で気分も新たに業務や日々の活動に取り組んでいます。
 プライベートでは、いよいよ長男の高校受験が間近に迫り、毎日のように夜遅くまで頑張っています。もう25年以上前になりますが、私が経験した地方の公立高校受験はもっと牧歌的だったことを思い返すと、都市部での今どきの受験の厳しさを実感します。

弁護士:糸瀬 美保
Itose Miho
▼朝鮮半島を臨む島にて思う
 昨年夏、京都の友人を連れて故郷の対馬に帰島しました。写真は、浅茅湾(上島と下島の間にあるリアス式海岸に囲まれた海域)でシーカヤックとシュノーケリングを楽しんだ時のものです。後方の山の上には、七世紀に築かれた金田城跡があります。天空の城として、あの竹田城を押さえてNHKの最強の城スペシャル第4弾で、城好きの芸能人からぜひ訪ねていただきたい最強の城に選ばれました。金田城は、白村江の戦いにおける倭軍の敗北を受け、朝鮮半島への最前線として築かれた古代の山城ですが、実は私も行ったことはありません。
 古代から対馬と朝鮮半島との関係は深く、例年年間40万人もの観光客が韓国から訪れていますが、昨夏は日韓貿易紛争の影響を受けて観光客の数は激減していました。
 政府の対応によって民間の友好関係や経済関係も深刻な影響を受けることを肌で感じる島で生まれ育った身としては、日本政府には歴史的な経緯を正確に踏まえて、朝鮮半島との関係を修復してもらいたいと思います。

対馬浅茅湾の無人島にて

弁護士:飯田 昭
Iida Akira
▼日弁連地域再生プロジェクトの取り組み
 京都の景観・まちづくりの取り組みでは、インバウンドによる過剰なホテル建設や、規制緩和に抗する住民運動の支援で忙しくしておりますが、日弁連の公害対策・環境保全委員会では、地域再生プロジェクトとして調査やシンポジウムの取り組みをしています。
 国は、「自治体構想2040」の中で、「圏域」として小規模な地方自治体の更なる統合を図ろうとしており、これには町村会なども強い懸念を抱いています。
 そこで、平成の大合併で合併しないで独自の取り組みをしているところと、合併した隣接自治体10地域を分担して調査し、11月のシンポジウムで合併の検証結果として報告しました。
 私は、合併しないで、村独自の創意ある施策を展開している岡山県の西粟倉村(人口約1500人)と高知県の大川村(約400人)に行ってきました。隣接の合併した村との比較は、想像以上に鮮明でした。独自の産業振興を進め、Iターン、Uターンする若者や子どもが徐徐に増えている一方、隣接の合併した村は、高齢化が加速し、若者・こどもはほとんどいなくなり、役場機能が縮小したためきめ細かな福祉・医療とはほど遠い状況でした。

弁護士:奧村 一彦
Okumura Kazuhiko
▼一生勉強
 60歳を越え同窓生と話し合う機会が増えました。皆人生の行路は様々ですが、まだまだ現役です。私自身も知識も深まり、新しくまた難しい分野に取り組んでいます。人間一生勉強とはこのことかなと実感しています。
 今、日本は未曾有の災害列島で、地震、台風、火山の噴火など毎年大災害が起きています。消防態勢の強化が求められているところですが、政府は米国の武器を爆買いし、護衛艦を空母にすることばかり考えているようです。自衛隊を憲法に書き込むことを率先する政府ではなく、災害対策とともに、医療、教育、雇用に責任を持って、この国土に住む住民の生活を守る政府にしなければなりません。そのために私も力を尽くします。
 私たち弁護士の業務は人々を守ることが原点です。医療事故や交通事故に遭って困っている、職場でひどい扱いを受けた、家族関係で悩んでいる、そのような日常の訴えに向き合っていきたいと思っております。

トラと私

弁護士:渡辺 輝人
Watanabe Teruhito
▼弁護士会の副会長を務めています
 2019年4月から京都弁護士会の副会長を務めています。弁護士会の役員は1年交替なので、もう、仕上げの時期に入っていますが、普段の弁護士業務とは違う、一種の行政マンとしての仕事をすることで、自分の知見にも幅が出たように思います。弁護士自治の大切さについて改めて考える機会にもなりました。今後とも、弁護士会の活動には関わっていこうと思います。
 最近は、運輸系の残業代請求が増えています。タクシー運転手やトラック運転手など、構造的な長時間労働の労働者から、残業代請求のご依頼を受けることが増えています。私は、「ブラック企業問題」が指摘されるようになるちょっと前から残業代請求の分野に取り組んできましたが、この間、残業代の計算ソフトを公表したり、『残業代請求の理論と実務』(2018年 旬報社)という本を書いたり、2019年4月にはヤサカタクシー(洛陽交運)に対する残業代請求で勝訴するなど、取り組みを積み上げてきました。そこで得た知見を生かして、労働者の権利実現のために頑張ります。

弁護士会の運動会にて

弁護士:村山 晃
Murayama Akira
▼本当の新しい時代を迎えたい
 「新しい時代を迎えた」と声高に叫ばれていますが、そんな実感を持つ人が、一体どこにいるのか尋ねたいですね。安倍首相は、相も変わらず、「憲法改正」を叫び、今の憲法を守ろうとしません。軍備の増強が進み、沖縄では辺野古基地建設が進められています。
 希望は、憲法と平和を守ろうとする人たちの共闘の広がりでしょうか。私も力を振り絞って、こうした闘いへの参加を続けたいと思っています。
 来年(2021年)は、私が弁護士になって50年という節目の年を迎えます。何とか皆様方のお役に立てて頑張ってきた自分に、どんなご褒美をあげようかと勝手に考えています。
 私たちの仕事は常に新しい事件との遭遇があり、途切れることがありません。同じ人生が無いように、同じ事件はありません。法律や裁判例も大きく動いており、日々勉強を繰り返しています。そして50年です。
 私自身も一石を投じ、社会は少しでも良くなってきた、と思いたいのですが、果たしてどうでしょうか。これからも皆様方と着実に歩み続けることができるよう精進したいと念じている今日この頃です。

「京都第一」2020年新春号