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B型肝炎(最高裁;除斥期間の起算点について)

B型肝炎(最高裁;除斥期間の起算点について)

2021年4月26日、最高裁は、集団予防接種が原因でB型肝炎を20年以上前に発症しその後再発した患者さんについて、損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」(20年)の起算点は、発症時ではなく、再発時とすべきだと判断しました。

国の給付金制度は発症から20年(除斥期間)を超えると大幅に給付金が減額される仕組みとなっていましたが、病気が再発した患者さんの被害の実態を直視し救済するための画期的な判決といえます。