弁護士紹介

寺本 憲治

てらもと けんじ
生年
1978(昭和53)年
学歴
京都学園高等学校 卒業
同志社大学法学部政治学科 卒業
京都大学法学研究科法曹養成専攻 卒業
弁護士登録年度
2010(平成22)年
現職
京都弁護士会 副会長
過労死弁護団
日本労働弁護団
日本交通法学会
過去の主な役職
京都弁護士会 常議員
京都弁護士会 司法修習委員会 委員
京都弁護士会 公益通報PT 委員
京都弁護士会 労働と社会保障に関する委員会 委員
京都弁護士会 交通事故委員会 委員
青年法律家協会京都支部 事務局長

弁護士からのメッセージ

京都生まれの京都育ちです(京都市右京区太秦出身)。司法試験に合格した後は、関西を離れて、広島にて、約1年間司法修習期間を過ごしました。

京都第一法律事務所に入所後は、社会的事件においては、特に、C型肝炎やB型肝炎などの薬害肝炎事件(患者側)、過労死事件(労働者側)、環境・行政事件(住民側)に力を入れてきました。一般民事事件においては、交通事故(被害者側)、労働事件(労働者側)、相続・遺産分割事件等に特に力を入れてきました。

国や府・市などの行政機関を相手方とする国家賠償請求事件、大企業を相手方とする損害賠償請求事件などにも精力的に取り組んできました。そこに共通するのは、社会において弱い立場に立たされている方々の力になりたいという思いです。

もともと私は労働組合の活動をしている父親の影響を受け、弱い立場に立たされている方々の力になりたいという思いから弁護士を志しました。時が経ってもその思いは全く変わることはありません。目の前で困っておられる方々の力になれるよう一つ一つの事件に全力で取り組んでまいります。

最新のご挨拶

担当した主な事件

家事事件(相続・遺産分割、離婚・面会交流等)のやりがい

相続・遺産分割や離婚・面会交流等の事件は、家事事件と言われています(家庭裁判所で取り扱われている事件)。
弁護士13年目となり、とりわけ、相続・遺産分割や離婚・面会交流等の家事事件を取り扱う事が多くなりました。
この種の家事事件は、地裁の事件のように0か100かを争うようなものではなく、申立人と相手方の双方ともに一定の権利を有していて細かい調整を求められることが多いです。
そのため、依頼者様の要望を出来るだけかなえつつ、一定の時間をかけて、もつれあった人間関係や争点を少しづつ解きほぐしていく作業が求められます。そこに弁護士としてのやりがいを感じます。
複雑な人間関係や争点を順番に解きほぐして調整して解決に向かう作業は、どれだけAI等が発達しても機械には出来ないと思います。
ひき続き、家事事件(相続・遺産分割、離婚・面会交流等)に熱意をもって取り組んでいきたいと思います。

最近、特に増えてきているご相談ご依頼事件について

①相続・遺産分割・遺言に関する紛争(遺言無効確認訴訟や遺留分減殺請求手続き等)

故人が作成した遺言について、その作成能力や内容をめぐって、遺言無効確認訴訟や遺留分減殺請求手続きのご相談ご依頼を受けることが増えてきました。特に自筆証書遺言の場合にこのようなご相談が多く見受けられます。生前に、我々専門家にご相談頂いて、適切な公正証書遺言を作成し、遺言執行者を定めておき、死後のトラブルを防ぐことは、相続人全体の利益になります。

②高齢者やお一人様による任意後見、財産管理、遺言作成、死後事務委任のご依頼

身寄りのない高齢者やお一人様の方々から、判断能力が衰えたら後見人になって欲しい、財産を管理して欲しい、死後に公益団体に寄付を行いたい、死後に埋葬や納骨等の手続きを行って欲しい等といったご相談ご依頼が増えています。任意後見契約制度、財産管理委任契約制度、公正証書遺言作成(遺言執行者の選任含む)、死後事務委任契約制度等を活用することで、ご依頼にお応えさせて頂いております。

③労働審判手続きによる労働事件の解決

労働審判手続きとは、解雇や残業代の不払など、労働関係に関するトラブルを迅速かつ適切に解決することを目的とし、原則として3回以内の期日で審理し短期間での解決を図るための制度です。そのため、早期解決を望まれる方から、よくご相談ご依頼を受けています。

執筆した文章等

趣味等

  • 愛犬と遊ぶこと(黒の豆柴です。可愛いです)
  • マラソン(初心者ですが、はまっています)、ランニング(鴨川、御所など)
  • 飲み会(お酒は弱いですが、飲み会で人の話を聞くのが好きです)
  • カラオケ(歌うのも好きですが、人の歌を聴くのも好きです)
  • 麻雀(最近は年に数回程度。浪人生の時は毎日雀荘に通っていたこともあります)
  • 読書(漫画も小説も好きです。一番好きな小説は、遠藤周作「深い河」です)