京都第一

城山共同作業所への補助金復活

[事件報告1]

城山共同作業所への補助金復活される!

粘り強い闘いが実を結ぶ

補助金の打ち切り

当時の町長は、00年5月、作業所に対する補助金停止を表明し、88年から毎年交付されてきた補助金を打ち切りました。ことの発端は00年2月に行われた八木町長選挙でした。作業所は、町長陣営からの推薦依頼を断ったのですが、その後、町長は、作業所に対する名誉棄損行為を繰り返し行うようになり、5月には補助金打ち切りに至ったのです。

良識の勝利で補助金復活

作業所の関係者は守る会を結成して運動を展開し、作業所としては00年10月、裁判を提起しました。裁判闘争も一つの軸となり、作業所関係者の粘り強い闘いが続けられました。

02年4月の府知事選に町長が立候補したことから、5月に町長選挙が急遽行われることになり、「城山問題の解決」を公約した候補が、町長の後継候補を破り当選しました。良識が勝利したのです。その結果、7月末には、作業所と新町長との間で、裁判についての和解に関する合意書が交わされ、8月の臨時町議会で、補助金復活の補正予算が全会一致で可決されることになりました。関係者の粘り強い闘いが実を結んだのです。

城山共同作業所問題、激励の集い

「京都第一」2003年新春号