京都第一

新人弁護士紹介

新人弁護士紹介

秋山健司 弁護士 秋山健司

新年、明けましておめでとうございます。寒さ増す今日この頃ですが、皆様お元気にお過ごしでいらっしゃいますか。昨年の10月から弁護士として活動している秋山健司です。

法律を使うという技術をもって、困っている人々の窮状を打開していこう、という抱負をもって仕事に臨み始めた昨年でしたが、無数にある法律知識を如何に習得するか、紛争の事実関係を如何に適切に把握するか、依頼者の方や事務局のご理解・ご協力を得つつ仕事を進めるにはどうすればいいのか、沢山の仕事を如何に整然とこなしていくか、等々の様々な課題に見舞われてあたふたばかりして暮れていったような気が致します。

今年は、右の課題を一つ一つクリアーしつつ、人間的にさらに成長していきたいと思っております。私は、司法試験受験時代においては試験勉強に埋没しすぎていて、一般教養が枯渇していたように思います。現在、「人間の知的力は読書によって培われる。」との思いが非常に強く、自分が大きく成長していくためには良書を日々読み続けていくことが大事だと思っております。遅ればせながら、ただいまドストエフスキーの「罪と罰」を就寝前に読み続けております。主人公ラスコーリニコフの心の動きを通じて、人間の機微なるものを少しでも理解できる力をつけたいと頑張っております。

また、今後は仕事時間と趣味の時間を調和させることにもチャレンジしていきたいと思います。今、スポーツではゴルフに興味があるので、可能な限り本コースにでかけてプレイを楽しんでみたいと思っております。ただ、ゴルフ場における農薬散布による環境破壊問題について目を背けないようにしようとは思っております。

ますます寒くなりますが、皆様お体に気をつけてお過ごし下さい。皆様にとって幸多き一年になりますことを祈念しております。

今年も宜しくお願い致します。

「京都第一」2004年新春号